男性長寿世界一 田鍋さんに市民栄誉賞 |
◆111歳「皆さんも長生きを」
熊本県都城市は5日、男性長寿世界一の田鍋友時さん(111歳)=同市今町=に市民栄誉賞を贈りました。
授与式は健康講演会の前にあり、スーツ姿で登場した田鍋さんはマイクを握って「皆さん、ありがとう。皆さんも長生きしてください」と元気に謝辞を述べ、出席者の大きな拍手を浴びました。
18日には、112回目の誕生日を迎えます。
1市4町の合併後、初の市民栄誉賞。同市のウエルネス交流プラザであった授与式では、田鍋さんに、表彰状と、手形と直筆の名前入りの陶板、ジャンボ湯飲み(高さ26センチ、直径23センチ、重さ約4キロ)が贈られました。子どもや孫、ひ孫も計13人駆けつけ、見守っていました。田鍋さんは、感謝の気持ちを述べ終えると、壇上から笑顔で手を振り、会場を和ませました。
長峯誠市長は「田鍋さんの元気な姿を見て、多くの市民が元気と勇気をもらっている。ますます長生きしてほしい」と祝福しました。同居している五男の本時さん(67)の妻、フヂ子さん(60)は「男性長寿世界一認定に続いて、市民栄誉賞もいただき、びっくりするばかり」とうれしそうでした。ひ孫を連れて駆けつけた宮崎県三股町在住の孫(37)は「よく遊びに行く。いつまでも元気なじいちゃんでいてほしい」と笑顔で話しました。
田鍋さんは、健康状態は良好で、大好きな牛乳を毎日欠かさず飲んでいるそうで、誕生日は家族が集まりお祝いをするということです。
参照:南日本新聞
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