◆世界的にもかなり高い平均寿命◆
先ごろの発表によると、男性の平均寿命は79.00歳、女性の平均寿命は85.81歳と前年と比較して男性は0.44歳、女性は0.29歳上回った、とのことです。(平成18年簡易生命表・厚生労働省資料)
各年齢の平均余命についても、前年に比べ、男女とも全年齢で上回りました。また、男女の平均寿命の差は、6.81歳で前年より0.15歳縮小しました。
平均寿命が延びた理由を死因別に分析すると、悪性新生物、心疾患及び脳血管疾患などが改善されてきたためで、平均寿命を延ばす方向に働いているといいます。
この平均寿命ですが、海外とは比べてみましょう。
比較は基礎期間などの関係で、単純ではないとのことですが、80歳を超える寿命を調べるとカナダが男性77.2歳、女性が82.1歳(2006年統計)、アジア、シンガポールが男性78.0歳、女性81.8歳(2006年)という調査結果だそうだ。
世界的にも、長寿国日本だが、これは超高齢化社会とイコールということです。年金問題や医療問題など、今後ますますの課題がでてくる社会になりそうです。
|