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動脈硬化を促す中性脂肪

 動脈硬化というとコレステロールが頭に浮かぶが、血中中性脂肪値が高いことも動脈硬化と大きなかかわり合いがある。肥満(内臓脂肪型)が共存するとより症状が重くなる。

 なかでも善玉(LDL)コレステロールが増えると、動脈硬化を促進し、狭心症や心筋梗塞(こうそく)、脳梗塞が起きやすくなる。LDLが増えると血管壁に入り込み、活性酵素によって酸化され真の悪玉酸化LDLになる。これはマクロファージによって取り込まれ無害化されるが、取り込み過ぎると変形化し、ドロドロしたかたまりを作り動脈硬化を起す。

 中性脂肪の方は血液中に増えても直接血管壁に入り込まないが、脂質代謝に異常を起こさせ、LDLよりも小さい小型LDLを作りだし、非常に酸化されやすくなって、より動脈硬化を促進する。そこで超悪玉コレステロールといわれている。

  さらに中性脂肪が増えると、善玉(HDL)コレステロールが減少する。HDLは血管壁の余分なコレステロールを回収する働きをしているため、これが減るとコレステロールの沈着が加速する。といったことから血中中性脂肪値が高いということは、血中総コレステロール値が高いときと同様要注意である。

  中性脂肪を増加させる原因としては食べ過ぎと運動不足が挙げられる。特に果物や甘い物、めん類などの炭水化物と脂肪の摂り過ぎ、飲み過ぎが問題視されるので、これを是正する。なお魚の油(EPA、DHA)は中性脂肪値を下げるので、サンマやサバ、イワシなど油の多い魚がお勧め。
(新宿医院院長 新居 裕久)


平成17年10月22日(土)日本経済新聞掲載記事

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